パワーストーンの浄化方法のひとつに「塩」で浄化する方法があります。
「塩」は私たちの生活の中で身近な存在。
なくてはならない存在ですよね。
その身近な存在、なくてはならない塩ですが、パワーはとても強力なんです。
ここでは
- 塩がもつパワーがわかる
- 塩での浄化方法がわかる
- 塩浄化に向いていないパワーストーンがわかる
- 塩浄化の注意点がわかる
- パワーストーン以外での浄化が分かる
これらのことについてお伝えしています。
「塩で浄化しようと思っているけど やり方がイマイチ分からない」
「私が持っているパワーストーン、塩浄化できるの?」
では詳しくみていきましょう。
塩は強力な浄化方法なので、行う場合は最新の注意を払うことが大切です。
他の浄化方法と比べて特殊性が高い方法です。
なので、基本的にはおすすめしない浄化方法です。
塩(天然塩)で浄化する正しい方法
「塩」は昔から「清めの塩」として利用されてきました。
浄化のパワーは強力だとされていて、パワーストーンの浄化にも利用されています。
塩浄化の目的は、影響を受けたマイナスエネルギーを取りのぞきクリアな状態に戻すため。
塩を使った浄化方法を「0(ゼロ)浄化」と言います。
0(ゼロ)浄化(クリアリング)とは
パワーストーンの状態を元に戻すこと
マイナスイメージを取り除き、初期化するようなイメージ。
一般的には塩をそのまま利用するのですが、塩水でも浄化することができます。
塩での浄化の手順
使用する塩は天然塩、または粗塩を使用しましょう。
サラサラした食塩、精製塩はNGです。
塩をそのまま使用する場合
- 塩を器に敷く(盛る)
- 浄化したいパワーストーンを塩の上に置く
- 時間は10分から20分くらいでOK!
- 流水でキレイに洗い流す
- 清潔な柔らかい布で拭き取り、十分に乾かす
器は劣化(腐食)しにくいものを使いましょう。
陶器やガラスがおすすめです。
塩の量は浄化する石に応じて決めてくださいね。
少し多めがいいです。
麻やシルクの布があれば、塩の上に敷いてその上にパワーストーンを置きましょう。
塩の中に埋めなくても塩の浄化パワーは強力ですなので大丈夫ですよ。
長くても1時間以内にしましょう。
塩のパワーは強力なので、長時間行う必要はありません。
リスクのほうが大きくなります。
10分間くらい流水できれいに洗い流しましょう。
塩水での浄化
- 塩水をつくる
- 器に塩水を入れ、その中にパワーストーンを浸す
- 1時間程度で取り出す
- 流水でキレイに洗い流す
- 清潔な柔らかい布で拭き取り、十分に乾かす
100mlに3.5gの塩を溶かします。
これは海水とほぼ同じ濃度になります。
丁寧に溶かしてくださいね。
塩水は残りやすいので丁寧に洗い流すことが大切です。
ブレスレットの場合、ゴムなどが劣化してしまいます。
後でもご説明しますが、塩のパワーはとても強力です。
頻繁に行う浄化方法ではありません。
塩浄化の場合は洗い流す必要があるので、塩と水にも対応している石に限られます。
なので、塩浄化にこだわらなければ、他の方法をおすすめします。
塩での浄化に向いていないパワーストーン
![パワーストーン](https://manapohaku.com/wp-content/uploads/2020/07/powerstone-shio-joka03.jpeg)
塩が苦手なパワーストーンはとっても多いんです。
それだけに注意が必要です。
また、塩だけではなく水にも気を遣わなければいけません。
特に、多くのブレスレットの場合は複数の石を使用しています。
すべての石を調べる必要があります。
【塩が苦手なパワーストーン】
アズライト、アマゾナイト、アメジストフラワー、アラゴナイト
アンバー、アンハイドライト、エメラルド、エンジェライト
オパール、オレンジカルサイト、カルサイト、クリソコーラ
サンストーン、スギライト、ソーラライト、ターコイズ
タイガーアイ、チャロアイト、パイライト、フローライト
ヘマタイト、マラカイト、ラピスラズリ
ラリマー、レピドライト、ロードクロサイト(インカローズ)など
【水が苦手なパワーストーン】
カルサイト、ラピスラズリ、ヘマタイト、オパール、琥珀、ターコイズ、インカローズ、カイヤナイト、
ターコイズ、ラリマー、アラゴナイト、マラカイト、スギライト、パールなど
他にも苦手なパワーストーンはあります。
お手持ちのパワーストーンを調べて確認してくださいね。
塩(天然塩)が持つスピリチュアル的パワー
![パワーストーン 塩浄化](https://manapohaku.com/wp-content/uploads/2020/07/powerstone-shio-joka04.jpeg)
最初にお伝えしたように、塩は古代から邪気払いに用いられてきました。
塩には特別な浄化作用があるとされています。
日本神話のイザナギはイザナミがいる黄泉の国(死者の国です)から帰ったときに、海水でけがれを祓ったとされ、塩を神聖なものとなってきたようです。
現代でも、
- 土俵入りで塩が使われる
- 嫌な人が訪問すると、帰った後に塩をまく
- 葬儀に参列した後、自宅に入る前に塩を振りかける
などと身を清めるために使われていますね。
パワーストーンを浄化する方法として、月光浴や太陽浴などいろいろな方法があり、「0ゼロ浄化」、「チャージ浄化」と呼ばれます。
2つの効果ははっきりと分けることは難しいのですが、塩浄化だけはマイナスエネルギーを取り除くことを専門とした「0ゼロ浄化」です。
エネルギーをチャージすることはできません。
その分、邪気を取り除くパワーはとっても強力なのです。
塩での浄化で注意したいこと
塩浄化には以下のことを注意しましょう。
- 一度浄化に使用した塩は再利用しない
- 天然塩、粗塩を使用する
- 長時間浄化しない
- 塩浄化できる石なのかを確認する
- ブレスレットなどの金具にも注意
浄化に使用した塩は台所や洗面所に流しましょう。
再利用はNGですよ。
精製塩以外だったら何でもいいです。
ヒマラヤ岩塩が人気ですね。
強力パワーなので短時間でOK!
先ほどもお伝えしていますが、苦手な石が多すぎです。
お手持ちのブレスレットを確認してくださいね。
塩分がブレスレットのゴムや金具類を劣化させます。
いちばん大事なことは、浄化できるかどうかを見極めることです。
また、塩浄化は頻繁に行う必要はありません。
- 多くの人と触れ合ってとっても疲れた時
- 自分の気分がどんより嫌だなと感じる時
- パワーストーンをしばらく浄化していなくて疲れていると感じる時
- 人の気持ちを敏感に感じやすい
パワーストーン以外の浄化方法
![ヒマラヤ岩塩](https://manapohaku.com/wp-content/uploads/2020/07/powerstone-shio-joka05.jpeg)
塩のパワーはいろいろありますが、スピリチュアル的には部屋を浄化やマインド面での浄化が注目されていますよね。
以下のような浄化方法があります。
入浴時に使用する
デトックスになり美容にも良いと言われています。
血行もよくなります。
ただ、浴槽を痛める場合があるので材質に注意しましょう。
塩を持ち歩く(持ち塩)
最近、持ち塩が流行っていますよね。
適量を紙に包んで麻袋に入れるとOK
数日に1回取り換えます。
空間の浄化(盛り塩)
私も盛り塩をしていますよ。
部屋と玄関に置いています。
そのまま放置していると、かえって気を留めてしまいますから3日に1回くらい交換しましょう。
その時の塩は洗い流しています。
空間の浄化(岩塩ランプ)
私は利用したことはないのですが、岩塩ランプも浄化になるようですね。
ただ、使用しないと岩塩が溶けるので毎日使ったほうが良さそうですよ。
まとめ:塩浄化は上級者のやり方だと覚えておこう
![塩浄化](https://manapohaku.com/wp-content/uploads/2020/07/powerstone-shio-joka02.jpeg)
お伝えしてきましたように、塩浄化は上級者向きです。
パワーストーンセラピストとしてkiraraの考えですが、普段はやらなくても良い浄化方法だと思っています。
塩浄化を行う時のポイントをまとめます。
- 水晶浄化や月光浴を優先して浄化する
- 塩浄化できる石を見極める
- 塩浄化の目的はマイナスエネルギーを取り去る「0ゼロ浄化」
塩浄化でなくても、水晶浄化や月光浴を選んだらいいかなと思います。
とはいえ、石の疲れがひどくって
「やっぱり塩浄化でしょ!」
と言う場合には、十分に注意して行ってくださいね。
塩に短時間だけ置くことで十分ですよ。