福岡県の篠栗町にある「南蔵院」。
大きな大きな釈迦涅槃像が建立されていることで有名ですが、あなたは訪れたことがありますか?
福岡県内でも有数のパワースポットになっています。
南蔵院は、パワーストーンセラピストのkiraraの自宅から車で約15分の距離にあります。
それなのにいつも素通りで参拝できず、先日2回目の参拝に行ってきました。
ここでは
- 南蔵院の基本情報
- 南蔵院のご利益
- 南蔵院の涅槃像
- 南蔵院の御朱印
おもにこのような内容をお伝えしています。
御朱印も3種類いただけますから、御朱印ガールはぜひ立ち寄りたいパワースポットです。
南蔵院とは
「南蔵院」は篠栗四国霊場の総本寺で、第一番札所になっています。
また、高野山真言宗の別格本山にもなっています。
日本三大新四国霊場のひとつに数えられ、弘法大師(空海)の足跡をたどり、八十八箇所の霊場(札所)を巡拝するお遍路さんも多いです。
お遍路体験もできます。
南蔵院はいろいろな仏像が祀られていて、参拝場所も多いですが坂も多いです。
私が訪れた日はコロナ禍の月曜日ということもあり、参拝者は少なかったです。
マイナスイオンたっぷりの南蔵院へ
自然豊かな南蔵院はマイナスイオンたっぷり。
最初から坂道なんですけど、一歩踏み入れた途端、空気が違ったような気がします。
涅槃像にたどり着くまでに、見どころ満載、ゆっくりと手を合わせましたよ。
女人天照堂(にょにんてんしょうどう)
国道201号線から入ってすぐに、女人天照堂(にょにんてんしょうどう)があります。
ここには吉祥天、弁財天、伎芸天の三天女が祀られています。
中の撮影が禁止されていたので残念だったのですが、とても美しく優しい仏像でした。
2017年の3月に落慶されたキレイなお堂でした。
「吉祥天」・・・美や幸福、五穀豊穣を司る
「弁財天」・・・福徳財宝を司る
「伎芸天」・・・音楽をはじめ芸事を司る
大師堂(たいしどう)
大師堂(たいしどう)とは空海(弘法大師)を祀るお堂のこと。
真言宗の開祖である空海が、剣を持つ姿(秘剣大師)で鎮座しています。
大不動明王(だいふどうみょうおう)
とても大きくて威厳ある、11メートルの大不動明王(だいふどうみょうおう)。
まさに、「泣く子も黙る」ほどのりりしいお姿でした。
右手に剣、左手に縄を持って燃え盛る炎を背負っていらっしゃいます。
不動明王(ふどうみょうおう)の語源は、「動かない守護者」を表しインド神話のシヴァ神の別名だそうです。
大日如来の化身として、どんなに悪い人でも仏道に導くという決意のお姿だとか。
左右の目と歯が天と地を向いているという、いわゆる「天地眼」の怒りの表情。
世の中のすべてを見ていると言われています。
厄除災難・国家安泰・除災招福などにご利益があるとされています。
ここはお百度参りもできるようです。
南蔵院本堂
本堂には、高野山別格本山、南蔵院御本尊阿弥陀如来(ごほんぞんあみだにょらい)と篠栗88ヵ所霊場1番札所、御本尊釈迦如来がお祀りされています。
月例祭や荒神祭、その他祈願、供養などが行われます。
私が最初に訪れた時は、多くの僧侶の方々が来られていて、一斉に本堂でお祈りされていました。
御朱印はこの本堂で頂けます。
私も頂いた御朱印はのちほど(^^)
涅槃像(ねはんぞう)は世界一の大きさ!
ようやくお目当ての釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)に到着しました。
圧倒される大きさで横たわっていらっしゃいます。
全長41メートル、高さ11メートル、重さは300トンあり、1995年(平成7年)に建立されました。
ブロンズ製では世界最大の涅槃像だと言われています。
南蔵院では長い間、ネパールやミャンマーの子どもたちに文房具や医薬品などを贈っていたそうです。
そのお礼として、ミャンマー国仏教会議からお釈迦様、阿難様、目連様の仏舎利をもらったんだとか。
この仏舎利をお祀りするために、この大きな釈迦涅槃像が建立されました。
正面から圧倒された後は、足元にまわってみましょう。
足裏もすごいです。
これはお釈迦様の足の裏を刻んだもので「仏足(ぶっそく)」といいます。
全長が41メートルですから当然ですけどね。
インド初期、仏教では仏像をつくることを恐れ多いとして、お釈迦様の足裏の相を石に刻み、仏足(ぶっそく)として礼拝の対象にしたとされています。
足裏の紋様はお釈迦様の尊い教えと慈悲の心が込められているんだそうです。
釈迦涅槃像は体内も参拝できます。
500円の祈願供養料が必要です。
500円を支払うと「護摩木(ごまぎ)」という木の札をいただきます。
この護摩木(ごまぎ)に願い事を書いて納めることになります。
妙見堂と大黒堂
涅槃像を参拝した後に妙見堂(みょうけんどう)と大黒堂(だいこくどう)を参拝しました。
妙見菩薩は北極星が神格化された菩薩さま。
開運厄除にご利益があるとされています。
妙見堂の隣にある大黒堂(だいこくどう)は金運アップの大黒天さま。
1995年に南蔵院の林覚乗住職が、宝くじに高額当選した際に奉納されました。
林住職が宝くじに当選したことは福岡では有名で、ニュースにもなったんですよ。
ちなみに、当選は1回こっきりではなく、なんと30回以上も当選しているというからほんとに凄いですよね。
なので、しっかりと参拝しておきましょう。
南蔵院の御朱印は3種類
南蔵院にも御朱印はあります。
しかも3種類もあります。
南蔵院本堂でいただくことができます。
御朱印帳は大不動明王。
すべてにおいて守ってくれるような気がします。
南蔵院の基本情報
南蔵院の基本情報です。
お出かけの際の参考にしてくださいね。
所在地:福岡県糟屋郡篠栗町大字篠栗1035
電話番号 092-947-7195
アクセス:
JR
JR福北ゆたか線(篠栗線)城戸南蔵院前駅下車 徒歩3分(博多駅から快速で20分)
車
福岡インターより国道201号経由で約15分
所要時間は1時間から長くて2時間あれば、ほぼ見て回ることができるでしょう。
まとめ:心静かにゆっくりとお祈りしたい!
今回は福岡、篠栗の南蔵院をご紹介しました。
招き猫のお地蔵さんがいたり、池の中にカメがいたり。。
さば大師や七福神などなど。
自然たっぷりの緑の中で、心がスッと軽くなるようなパワースポットです。
福岡に訪れた時は、ちょっと郊外まで足を延ばして南蔵院のエネルギーを受け取ってくださいね。