パワーストーンショップが多く存在する一方で、ブレスレットやストラップをハンドメイドする人も増えてきました。
パワーストーンブレスレットは高価なものが多いので、私はつい、手作りしたらもう少し安価でできるのでは・・な~んて、思ってしまいます笑
ブレスレットは、基本は石をゴムに通しただけなので作り方のコツを覚えてしまえば、世界にたった一つの自分だけのオリジナルブレスレットを作ることができるんですよ。
そして石の選び方やゴムの選び方、結び方などをマスターするとブレスのメンテナンスも自分で行うこともできます。
ここでは
- ブレスレットの制作に入る前にするべきこと
- ブレスレットの作り方
- ブレスレット制作後に行うこと
おもにこのような内容をお伝えします。
「自分で自分好みのパワーストーンブレスをつくってみたい」
「手作りブレスレットを作ったけどうまくいかなかった・・」
「作り方のコツを知りたい!」
などなど、この記事を読み終えるころには、すぐにパワーストーンブレスレットを作りたくなりますよ。
石たちともっと仲良くなるチャンスです。
パワーストーンブレスレットを作る前にやるべきこと
今すぐ作り始めたいところですが、その前にやるべきことがあります。
ブレスレットの願い事やテーマを決める
まずは制作するブレスレットの願い、またはテーマを決めましょう。
石たちはいろいろな意味、エネルギーを持っています。
その石たちを組み合わせることで、さらにパワーアップをすることができます。
あなたはどんな願い事をしますか?
ざっくり考えると、恋愛運とか健康運とか。
または仕事運・・といった感じですね。
大きなジャンルで考えて、さらにそのジャンルから詳しく具体的に考えていきましょう。
どうして願いは具体的なほうがいいのか?
ずばり、「具体的な内容の願いは叶いやすい」からです。
具体的な願いのほうが潜在意識に届きやすいと言われています。
そしてその願いが叶うように、パワーストーンたちは実力を発揮してくれます。
あなたがファッションのアクセサリーとしてブレスレットを作るのであれば、詳しく願い事を考える必要はありません。
ですが、せっかくパワーストーンのブレスレットを作るのですから、パワーストーンの効果を発揮できるようなブレスレットを作ってみましょう。
ここでは私kiraraが考える石の選び方をお伝えします。
メインになる石を決める
願い事を決めたらメインになる石を決めます。
例えば、
恋愛運アップだったらローズクォーツやロードクロサイト(インカローズ)、
人間関係の悩みならアメジストやブルーレースアゲート、
癒しの効果を高めたいのであればアベンチュリンやラリマーなど
こんな感じでメインの石を選ぶといいかなと思います。
サブになる石を選ぶ
メインの石を選んだら、次はサブとなる石です。
メインの石が大きなジャンルだとしたら、そのジャンルのあなたの願いをより詳しくしたもの・・と考えましょう。
とはいえ、初心者さんがそこまで詳しく考えるのは難しいですよね。
石の意味を詳しく知っておく必要があります。
なので、直感で石を選びましょう。
あなたの直観力を信じて、「これだっ!」と思った石を選んで大丈夫です。
好きな石、惹かれた石を選んで間違いありません。
「このパワーストーンが好き♪」ということが一番大事だからです。
石選びのポイント
私が考えるポイントを挙げてみました。
- 願い事のジャンルは絞る
- サブの石の大きさはメインの石よりも小さいほうがバランスが良い
- 石の種類は3~4種類を目安に
- メインとなる石の数を先に決める
つまり、大きな意味で恋愛運のブレスレット、健康運のブレスレット、仕事運のブレスレットと考えるようにしましょう。
サブの石に悩んだら無理に組み合わせなくてもOK!
単一のブレスレットも素敵ですよ。
ブレスレットに使用される石の大きさは、10ミリ、8ミリ、6ミリが一般的です。
すべて同じ大きさのパワーストーンを使用しても良いのですが、サブの石はメインの石よりも小さめの石を選んだほうが、デザイン的にもきれいかなと思います。
とはいえ、特に決まりがある訳ではありません。
これもはっきりとした決まりがある訳ではないのですが、多くの石をひとつのブレスに入れるとエネルギーが分散するような気がしています。
なので、私が作る時は多くても3~4種類の石を組み合わせています。
メインの石の数を決めるとデザインを考えやすいです。
以上、ポイントを4つ挙げました。
参考にしてくださいね。
使用するゴムを選ぶ
次に使用するゴムについてです。
パワーストーンブレスに使用するゴムは一般的に2種類あります。
「オペロンゴム」と「シリコンゴム」です。
それぞれにメリット、デメリットがあります。
- 極細繊維が束状になっている
- 弾力性がある
- 伸縮性があるので結び目が小さくできる
- 繊維質なので、切れた時に石が飛び散りにくい
- 透明色のゴムでも繊維状になっているために目につきやすい
- 伸縮性があり透明
- 無色なので石に透けることが少ない
- 長く使用しても劣化しにくい
- 弾性に欠けるためひとつの結び方しかできず、結び目が大きくなりやすい
- ゴムの滑りが良いので、切れた時は石が飛び散りやすい
ゴムの処理の事を考えると、初心者さんはオペロンゴムのほうがやりやすいかなと思いますが、好みでどちらを選んでも大丈夫です。
シリコンゴムにはサイズがあります。
6ミリから8ミリのパワーストーンには0.7ミリ、または0.8ミリのシリコンゴムの使用が適しています。
ブレスレットのサイズを決める
あなたの手首サイズを計ってブレスのサイズを決めましょう。
手首のサイズに約1.5~2センチをプラスしたサイズがブレスレットサイズになります。
例えば手首の実寸14.5センチの場合、
ブレスレットはこれに1.5~2センチをプラスした、16センチから16.5センチがブレスレットサイズになります。
パワーストーンの配置を決める
石を選んでサイズが決まったらいよいよ石の配置を考えましょう。
私は石を配置を考える時、ビーズボードを使っています。
これを使うと石が転がらずに配置でき、出来上がりをイメージすることができます。
でもビーズボードがなくても大丈夫です。
石が転がらないように、タオルなどの柔らかい布の上で作業してくださいね。
メインの石を置き、その間にサブとなる石を置いていきましょう。
パワーストーンブレスレットを作ろう!
ではいよいよブレスレットを作っていきましょう。
準備するものと手順は以下の通りです。
- 好みのパワーストーン、必要な数
- シリコンゴム(またはオペロンゴム)
- ハサミ(またはニッパーなど)
- ボンド(必要であれば)
- つまようじ(ボンドを使用する場合)
- ナイロンコートワイヤー(オペロンゴムの場合に使用)
- シリコンゴムを必要な長さに切る
- 片方の端をクリップでとめる
- 決めた配置に沿ってゴムに石を通していく
- ゴムを結んで(かた結び)石の中に入れる
ここまで進めていくと、あとはパワーストーンを通して仕上げるだけです。
- カットしたシリコンゴムの端をクリップで止めます。
ゴムの長さは大体出来上がりのサイズの倍あればいいかなと思います。
- 順に石を通していきます。
通し始めの石、または最後の石はゴムの始末をする石になります。
なので、穴の大きさを確認しつつ、大きめの石(メインの石)から通し始めると出来上がりがきれいになります。
また透明感のある石は避けたほうがいいかなと思います。
今回はラブラドライト、サンストーン、そしてクォーツを選びました。
理由は好きな石だからです♪
それからサイズの微調整のために、ボタンカットのクォーツも使用しました。
- いよいよ仕上げに入ります。
ゴムを結びましょう。
1回結び、キュッと絞ります。
石と石の間に隙間はないか、閉まり具合の感じはいいのか、確認しながら行いましょう。
ゴムが緩まないように締めた状態でかた結びをします。
キュッと結んで結び目を小さくしましょう。
結び目が大きいと、石の穴に入りません。
そして、余分なゴムを切ります。
結び目に、ほんの少しボンドをつけ石の中に入れます。
ゴムをひっぱると上手に入れることができますよ。
パワーストーンにボンドが付かないように注意しましょう。
この時、ゴムを引っ張りながらつまようじでボンドをつけると作業がしやすいです。
ゴムの始末でブレスレットの仕上がりに差が出てきます。
丁寧に行いましょう。
ちょっと難しいかもですが、練習すればできるようになります。
ボンドの使用には賛否両論あり、メンテナンスがしにくいという意見もありますが私はボンドを使うことが多いです。
これで完成です!
最大の難関はゴムの始末です。
シリコンゴムとオペロンゴムでは結ぶ感覚や処理方法が多少違います。
シリコンゴムは滑りやすいので、慣れないうちはきれいにできないかもしれません。
でも、練習すればできるようになるので安心して挑戦してくださいね。
好みで使い分けてくださいね。
ブレスレットに使用した石の意味
今回使用した石たち。
簡単に持っている特徴やエネルギーをお伝えしますね。
ラブラドライト
独特な存在感があるラブラドライト。
月と太陽の象徴だと言われています。
ラブラドレッセンスと呼ばれる光がとってもきれいなパワーストーンです。
石によっても多少違いがあるのですが、今回、きれいにラブラドレッセンスが出ている石たちをスタッフの方が選んでくださいました。
この神秘的な光には、宇宙や高次の世界からのメッセージが託されているとされています。
魂レベルで交信するスピリチュアル的なエネルギーを持っている石です。
直観力や洞察力を高めてくれ、潜在意識に働きかけてくれると言われています。
そして、抱えている問題を顕在化させ、魂が求めている方向へと導いてくれると言われています。
サンストーン
サンストーンは太陽のような明るい石。
でもそのエネルギーはとても優しいものです。
人生に対する存在感や意義など、自己肯定感を与えてくれる石です。
夢へ向かってチャレンジする気力を回復させ、自己実現へと踏み出す勇気を与えてくれると言われています。
インクルージョンされた光がキラキラしてとてもきれいです。
水晶
パワーストーンは「水晶に始まり水晶に終わる」と言われています。
言わずと知れた、万能のエネルギーを持っている石ですね。
強い浄化作用を持ち、自己成長を促してくれ開運エネルギーを持っていると言われています。
他の石との組み合わせることで、エネルギーを高めてくれたり持ち主の思いを吸収しやすいとも言われ、ブレスレットには適している石だと言えます。
水晶の仲間も多く多様性のある石なので、魔除けとして部屋に置くのもいいかなと思います。
今回はラブラドライトをメインにサンストーンとの組み合わせでブレスレットを制作しました。
ラブラドライトとサンストーンは同じ長石グループなので相性がいいです。
もちろん私の願いもあるのですが、「大好きな石だから」というのが大きな理由です。
この2つの石に万能の水晶も加えました。
真ん中には10ミリの四神(しじん)クリスタルを使用しています。
パワーストーンブレスレットを身につける時、気をつけたいこと
パワーストーンブレスレットが出来上がり、すぐにでも身につけたいところですが気をつけたいことがあります。
パワーストーンブレスレットを浄化をする
身につける前に浄化をしましょう。
石によってはNGの浄化方法もありますが、セージや月光浴、または水晶での浄化を行いましょう。
詳しくはこちらにも書いていますので参考にしてくださいね。
多くの人と出会った時や疲れたと感じた時にも、定期的に浄化をしてあげてくださいね。
パワーストーンブレスレットを就寝時も身につけること
初めて石を迎えた場合、お互い初めましての状態なので、ずっと一緒にいて波長を合わせることから始めましょう。
最低でも最初の2週間は毎日身につけるようにしましょう。
さらに最初の1週間は就寝時も身につけるといいいかなと思います。
寝ている時は宇宙と繋がりやすいと言われています。
パワーストーンに話しかけて仲良くなりましょう
「おはよう」から「おやすみなさい」まで石に話しかけるといいです。
友人関係でもそうですよね。
相手を知りたいと思った時、いろいろと話しかけると思います。
まとめ:目的を持って手作りブレスレットを楽しもう!
今回はパワーストーンブレスレットの作り方についてお伝えしました。
いかがでしたか?
できそうですか?
「できる、できない」ということではなく、
「おもしろそう♪」「やってみたい!」と思ったら行動に移すことが大事かなと思っています。
ウダウダ考えているうちに時間はどんどん過ぎて思いも忘れ、行動に移せなくなってしまいます。
今と何も変わらない時間が過ぎていくということです。
行動に移さなければ何も変わりません。
パワーストーンブレスレットを身につけても、あなたが意識して行動に移さなくては何も変わりませんし石たちがサポートすることもありません。
デザイン性を重視してアクセサリーとして楽しむのもアリです。
ですが、せっかくのすばらしいパワーを持っている石たちですから、パワーストーンのエネルギーを信じて、あなたの願いが叶うように行動をおこしていただければいいなと思います。
あなたと素敵な石たちとの出会いがありますように♪
通販ショップ、Pascle(パスクル)でパワーストーンを購入しました。
粒買いですけど笑
パスクルの石たちはとても品質がよく大満足です。
その石たちでストラップやブレスレットを作りましたよ。
Pascle(パスクル)でパワーストーンを購入した感想はこちらに書いています。
ショップ選びに悩んでいる人は要チェックですよ!