カルセドニーは様々な色や模様を持ち、いろいろな呼び名があります。
石マニアとしても知られている宮沢賢治の詩集「春と修羅」にもカルセドニーが登場しています。
ここでは優しい色合いが魅力のカルセドニーについて。
- カルセドニーの特徴
- カルセドニーの色や意味
- カルセドニーと相性が良い石
- カルセドニーを持ってほしい時や人
おもに、このような内容をお伝えしています。
「カルセドニーってどんな石なの?」
「カルセドニーの色によって持っている意味は違うの?」
「カルセドニーと相性が良い石を知りたい」
このように思っていたらこの記事がお役に立つでしょう。
最後までごゆっくり楽しんでくださいね。
カルセドニー(玉髄)は穏やかな愛に満ちたパワーストーン。
様々な色彩が特徴です。
カルセドニーとは
カルセドニーは、肉眼では見ることができないような微小な石英の集合体です。
和名を玉髄(ぎょくずい)と言います。
石の空洞部が、まるで骨髄に見えることからこの呼び名がつけられたと言われています。
和名からも分かるように、カルセドニーの仲間は多いです。
そしてカラーや模様によって呼び名が違います。
染色しやすいという特徴も持っています。
カルセドニーの特徴
お伝えしたように、カルセドニーは微小な石英の集合体です。
アゲートもカルセドニーと同じ微小な石英が集まったもので、基本的にカルセドニーアゲートは同じ鉱物なんです。
その違いは縞模様があるかないかで区別されています。
縞模様がなく、色ムラが少ない石がカルセドニーです。
多孔性という性質があるために染色しやすいのですが、天然のブルーカルセドニーは柔らかい青みを帯びて人気が高いです。
名称 | カルセドニー(和名:玉髄ぎょくずい) |
色 | 白、青、ピンク、薄緑など |
モース硬度 | 7 |
石言葉 | 縁、癒し、先見の明 |
対応チャクラ | 5 |
浄化方法 | 水晶、太陽浴、月光浴、セージ、流水、音叉 |
主な産出地 | ブラジル・インド・ウルグアイ・ギリシャなど |
【モース硬度とは】
モース博士(ドイツの鉱物学者)が表面にキズが付きやすい順に、1から10まで順番をつけたもの。
10がいちばんひっかき傷がつきにくく、1がひっかき傷がつきやすい。
キズが付きにくい=硬いということだが、割れにくいということとは違う。
ちなみに水晶はモース硬度7、ダイヤモンドはモース硬度10で、今はダイヤモンドより硬い鉱物は見つかっていない。
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【チャクラとは】
人のカラダの背骨底部から頭頂部にかけて、人のエネルギーが集まり出入りをしている場所。
人のエネルギーはチャクラを起点にして、車輪のように回転しながらエネルギーを取り込んでいると考えられている。
主なチャクラは7つあり、パワーストーンの色と密接な関係にある。
パワーストーンとチャクラは密接な関係にあります。
チャクラの詳細はこちらに書いています。
興味があったらどうぞ!
※補足※
主に分けられるのは1~7までのチャクラで大チャクラと呼ばれている。
また、小チャクラがあり足下の0のチャクラ、頭上20センチあたりの第8のチャクラ。
カルセドニーの浄化方法
カルセドニーは硬度も強く、お手入れは難しくありません。
とはいえ、強い太陽光での浄化は避けたほうがいいかなと思います。
おすすめは水晶、月光浴、セージ、流水。
あと音叉での浄化もOKです。
カルセドニーの色と意味
カルセドニーのカラーは多彩です。
カルセドニーと言われる石たちは淡いカラーが特徴です。
個性的な色を放っている石は別の名前で存在しています。
濃い赤から褐色の石はカーネリアン、アップルグリーンの石はクリソプレーズと呼ばれています。
先ほどお伝えしましたように、カルセドニーは石英の仲間。
同じ仲間にジャスパーやアゲートがあります。
色の出方で見分けるのですが、なかなか難しいです。
一般的には、
カルセドニー → 均一のカラーで模様がない。透明感がある
ジャスパー → 透明感がない
アゲート → 縞模様など様々な模様がある
このように分けられます。
カルセドニーは精神と肉体の調和を保ってくれるストーンです。
★ 高いリラックス効果で、緊張感やプレッシャーを和らげてくれる石。
★ 集中力や判断力を高めてくれるでしょう。
★ 良い縁を引き寄せ、スムーズな人間関係を築けるように導いてくれるでしょう。
★ 母性を高め、妊娠中や育児中のイライラを抑えてくれると言われています。
★ 癒しの石。
では、カルセドニーの色別の意味にも触れておきましょう。
ブルーカルセドニー
ブルーカルセドニーは青みがかった乳白色のカラーが特徴です。
天然で発色の良い青はとても希少なんだそうですよ。
精神を穏やかにするエネルギーが強い石です。
心を癒してくれるだけではなく、人と人とを良い方向に結び付けてくれるパワーも発揮します。
シーブルーカルセドニー
シーブルーカルセドニーはまさに名前の通り、海のような爽やかなブルーの石です。
天然のカラーではないのですが、世界的に認められたシーブルーです。
2002年にドイツの宝石加工技術者たちの手により開発された、特殊な処理方法だと言われています。
歴史が浅いストーンですね。
持ち主のココロをリラックスさせてくれるパワーストーン、コミュニケーション能力も高めてくれると言われています。
ピンクカルセドニー
人気のピンクカラーのピンクカルセドニー。
見ているだけで優しい気持ちになれますね。
ローズクォーツと間違えそうですが、カルセドニー特有の透明感が特徴です。
思いやりの気持ちを育て、良縁を結んでくれると言われています。
そして、真の信頼関係を築いてくれる石です。
また、アンチエイジング効果もあると言われています。
女性に人気が高いのも納得ですね。
カルセドニーと相性が良い石は
カルセドニーは穏やかなエネルギーを持っているので、どの石とも合わせやすいです。
カルセドニーのカラーもどれでもOK!
目立ちすぎることもなく安心感を与えてくれるでしょう。
参考にしてくださいね。
アクアマリン
アクアマリンはパートナーとの絆を強めてくれる石。
家族の絆を強めて家庭円満へと導いてくれるでしょう。
このアクアマリンとカルセドニーとの組み合わせは、パートナーシップにおいて大きなパワーを発揮してくれる組み合わせです。
どちらも人と人とを結び付けるエネルギーを持ち、合わせやすい石たちです。
ラリマー
ラリマーは三大ヒーリングストーンのひとつ。
安心感を得ることができます。
ラリマーとカルセドニーは、物事を平和的に解決したい時におすすめの組み合わせです。
クリソプレーズ
クリソプレーズは希望を見出すためのサポートをしてくれると言われています。
不安を解消して明日へ前向きに進めるように導いてくれます。
このクリソプレーズとカルセドニーを組み合わせることで、自己実現をサポートしてくれるでしょう。
夢に向かって勇気を持って進みたい人におすすめの組み合わせです。
どちらも穏やかな優しいエネルギーなので、争いを鎮め穏やかさで満たされるように導いてくれるでしょう。
石(カルセドニー)のはなし
カルセドニーは古くから芸術品や装飾品として用いられてきました。
硬度があるカルセドニーやアゲートは加工がしやすかったため、カメオのような彫刻加工が施されていました。
カメオの技術が発達したのが古代ギリシャ時代だと言われています。
古代文明から、カルセドニーは権力の象徴とされ珍重されていたんだとか。
カルセドニーの語源は、良質なカルセドニーの産地だったギリシャの街、「カルセドン」にちなんで付けられました。
こんな時、こんな人にカルセドニーがおすすめ!
カルセドニーの持っている意味や効果を踏まえて、「こんな時にカルセドニーが役に立つよ」と思える場合をご紹介しますね。
- コミュニケーション能力を高めたい
- いつも穏やかに人と関わりたい
- 家族や大事な人との絆を深めたい
- 気持ちを安定させたい
- 良い縁を引き寄せたい
- 自分が持っている力を発揮したい
- ストレスを解消したい
このような願いをカルセドニーは後押ししてくれるでしょう。
穏やかな愛に満ち溢れるパワーストーンなのです。
まとめ:人との絆を強めるパワーストーン
今回は透明感あふれるカラーが魅力的なカルセドニーについてお伝えしました。
ストレス社会と言われている現代(いま)、カルセドニーがあなたの気持ちをほぐしてくれるかもしれません。
学校でも仕事場でも、人間関係はとても大切です。
仕事のスキルはあるのに、職場でのコミュニケーションがうまくいかず、好きな仕事から離れてしまう人は少なくありません。
カルセドニーは穏やかなエネルギーを持ち、対人関係を円滑にしてくれると言われています。
カラーが豊富なので、あなたがピンッ!ときたカルセドニーを選んでいつも傍においてあげてくださいね。